若菜と会うのはどれくらいぶりだろう。お互いに仕事が忙しく、なかなかゆっくり逢えるタイミングがない。だからこそなのだろうか、久しぶりに逢った若菜の瞳は、待ち合わせの瞬間から潤んでいるように見えた。腕を組んではその豊満な胸を私の肘や二の腕へとグイグイ押し付けてくるではないか。二人で食事を済ませ、ホテルの部屋に入るなり、熱い抱擁を交わす。もはや二人に言葉は要らない。今夜は生まれたままのオスとメスになりきろう。服を脱がすとそこには信じられない位に美しい体が露わになる。
…