「他に選択肢がない」「行っても意味がない」だから選挙には行かない。『自分以外の周りは皆バカ』なんて本を嬉しそうに読みながら、オンラインサロンで落ちぶれた有名人の儲け話に扇動される。財布はちっとも膨らまないが選民意識だけはタップリと満たし続けている。どんな仕打ちにも耐えられる精神的ドエムとも言えばいいのだろうか。彼女はそんな人物だった。食い物にされてる下流層。女手一つで育てた息子だけがより所だった。だから、払えそうにない学費を前にようやく自分が置かれてる立場を理解した。そこで頼ったのはSNSの個人活動支援家。自称人権派の身内の庇い合い、金銭売名目的の告発に嫌気がさし、貧困問題開解放同盟を設立した男。正確にはキモメン豚男。親身になって貧困者の相談にのり、見合った行政制度を紹介し、食料を配給する。「これからも力になりますから」と力強く彼女の手を握るデブ男。そして、決まって最後にこう締めくくる。「その代わり…いいっすか、いつもの♪」。彼女を待ち受けていたのは大量飲尿、ソーププレイ、3発の真正中出し、リアル近親相姦ごっこの甘えん坊フルコース。しかし、これも善の形の一つなのです。救いなのです。それでは就寝前に強めの正義感をツイートして、賛同意見を大量リツイートしたのなら、さぁさ今夜もおやすみなさい。(ゝω・)v☆
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